2016年8月23日火曜日

[アジア美術トーク] タン・ダウの軌跡、再び ― シンガポール・福岡

タン・ダウ、パフォーマンス「家」1999年、福岡アジア美術館、撮影:今村馨

[アジア美術トーク] タン・ダウの軌跡、再び ― シンガポール・福岡

日程:2016年8月28日(日)14:00-16:00
会場:福岡アジア美術館 交流スタジオ(8階)

シンガポールのみならず、東南アジアの現代美術を牽引してきた美術作家タン・ダウ(1943年まれ)の活動をふりかえるトークを開催します。タン・ダウは、福岡とも縁が深く1991年には福岡市美術館で個展を開き、1999年には福岡アジア文化賞を受賞しています。今回は、東南アジア美術の研究者お二人、後小路雅弘氏(九州大学大学院人文科学研究院 教授)とシャーメーン・トー氏(シンガポール国立美術館 学芸員)を招いて、タン・ダウの初期作品から現在までの活動の軌跡をたどります。

なお、トークにあわせて、当館アジアギャラリーでは、タン・ダウの所蔵作品5点と、1991年に福岡市美術館で行われた2つのパフォーマンス映像を展示しています。あわせてご覧ください。※9月6日(火)まで
http://faam.city.fukuoka.lg.jp/event/detail/435



[Asia Art Talk] Trajectory of Tang Da Wu Once More: Singapore - Fukuoka

Date: 28 August (Sun) 14:00-16:00
Venue: Fukuoka Asian Art Museum, Open Studio (8F)
Speaker: Ushiroshoji Masahiro (Professor, Faculty of Humanities, Kyushu University), 
Charmaine Toh (Curator, National Gallery Singapore)

We are pleased to announce our special talk on Singaporean artist, Tang Da Wu (born in 1943), who has lead the contemporary art scene of Singapore and Southeast Asia for many years. Fukuoka has a close link to Tang Da Wu since his first solo exhibition at Fukuoka Art Museum in 1991. Tang Da Wu also received Fukuoka Asian Cultural Prize in 1999. In this talk, we'll invite Ushiroshoji Masahiro (Professor, Faculty of Humanities, Kyushu University), Charmaine Toh (Curator, National Gallery Singapore), and follow the artistic career of Tang Da Wu.

As a part of this special event, we are now showing five works of Tang Da Wu and two video documentation of his performance in Fukuoka Art Museum in 1991 in Asia Gallery until 6 September. Please do not forget to stop by.

「Earth Work」展(National Museum Art
Gallery, Singapore、1980年)のポスター
現在展示中のタン・ダウのコー

2016年8月18日木曜日

今日のびっくり!


まもなく「びっくり!そっくり!~究極のリアル~」展も終わります。

このコーナー【今日のびっくり!】の最後に紹介するのは、インドネシアのチューシン・スティアディカラの作品です。いまでは近代的なスーパーマーケットにかわってしまったバリ島のキンタマーニの古い市場を描いた絵です。市場の喧噪が聞こえてきそうなリアルさです。


作者は、自分でとった写真をもとに描いていますが、どうぞ見比べてください。
ここでは一部を掲載していますが、どちらが写真で、どちらが絵でしょうか?



答えは上が写真で、下が絵です。「びっくり!そっくり!」でしょう?
全図は下のようになります。

 チューシン・スティアディカラ《キンタマーニ市場Ⅱ》1996-99年
 各部分はとても正確に絵に再現されています。
でも、それぞれの配置は、作者が独自に組み合わせたものなので、実際の風景とは異なります。                               []                               


    作者の言葉:私の絵画は、存在しない想像上の現実なのです。

「びっくり!そっくり!~究極のリアル~」展は8月23日までです。



  

今日のびっくり / Today's Amazing!

"Amazing! So Real! Art of Likeness" will be ending soon.

This is the last update of "Today's Amazing!," and I'd like to share with you the work of an Indonesian artist, Chusin Setiadikara. His painting depicts an old Kintamani Market in Bali, which has been turned into a modern supermarket today. His work is so real that you can hear the noise of the market, don't you think?

The painting is based on the photography that the artist took. Please compare the two images. Can you distinguish the photo and the painting?



The answer is... the above is the photo and the below is the painting. Aren't they so close?

The above image is a part of the entire painting below.

Chusin Setiadikara (Indonesia) "Kintamani Market II" (detail) 1996-99

Each part of the painting is highly accurate reproduction from the photography.
However, since the artist changed the arrangement of each part, the painting is not exactly same as the actual market landscape.

Setiadikara says "My painting is the real in the imaginary world."


Translated from the http://faamajibi.blogspot.jp/2016/08/blog-post_44.html

2016年8月17日水曜日

あじびの夏~絵本な日々

8月です。夏です。絵本展です・・・恐竜博士あらわる!

今日は、恐竜博士の真鍋真先生(国立科学博物館標本資料センター長)のギャラリートークがありました。
プログナソドンの本物の化石の前で説明をする真鍋先生。熱が入ってます!

絵本「せいめいのれきし」を通して、六〇〇〇〇〇〇〇年から一〇〇〇〇〇〇〇〇年も前にこの地球に生きていた恐竜たちのことを、子どもにはもちろん、大人にもわかりやすくお話しいただきました。

関心したのは、小さな子たちの鋭い質問。
 どうして恐竜はいなくなったの?
 どうして歯がたくさんあるの?
 どうして首がながいの?
 ○○ザウルスと△△ザウルスはどっちが強い?(どちらもの名前も、私には覚えられない!)

真鍋先生の答えにもひとしきり関心しました。
さすがに恐竜絶滅の推定理由は知っていましたが(^_^;)、歯が2年ごとに生え替わるとか(そのため恐竜は虫歯にならなかったらしいけど、生え替わる時期がバラバラなので歯並びはギザギザで悪かったらしい)、哺乳類と爬虫類の恐竜では首の骨の数がちがい、餌を探しやすくするため首が長かったと考えられていることなど・・・。
いや~面白かったです。

ティラノサウルスのお面(ヘルメットみたいです)をかぶって遊ぶ子どもたち。
奥の、ティラノサウルスの影がなんだかリアルです。


プログナソドンの本物の化石(このブログの最初の写真)の姿は・・・下の絵のような姿だったと考えられています。いまから約6500万年ぐらい前の白亜紀後期に生きていた水棲の巨大な爬虫類です。真鍋先生によると、トカゲみたいなものとか。でも、体長は10mもあり、巨大なワニよりもずっと大きい。こんなのに襲われたくないですね~笑笑。

絵本展もあと4日。
今日も、子ども連れや保育園の団体で大賑わいです。    [

おいでよ!絵本ミュージアム2016
726日~821日 会期中無休です。
http://www.kodomo-abc.org/ehonmuseum2016/index.html


2016年8月16日火曜日

あじびの夏~絵本な日々

8月です。夏です。絵本展です。

絵本ミュージアムの来場者30000人達成!!!


3万人目となった親子に、当館の森館長から記念品の絵本「せいめいのれきし」がわたされました。

絵本展も、あと一週間。
毎年5万の入場者を集めるこの企画。
これからの一週間に予想される来場者数は2万人なので・・・どうぞお早めに~。 [☆]


おいでよ!絵本ミュージアム
2016 7月26日~8月21日 会期中無休です。
http://www.kodomo-abc.org/ehonmuseum2016/index.html

スポーツの祭典、夕方のニュースに登場!

8月15日の夕方、TNC(テレビ西日本)の情報番組「ももち浜ストア夕方版」にて、開催中の「スポーツの祭典-めざせ金メダル!」が紹介されました。

暑い日が続くお盆休み、涼を求めて各所でのイベントや企画を紹介するコーナーの中で取り上げてもらいました。


ポスターにも使われたミャンマーの美術作家サンミンの「競争」や、子供たちが卓球をしている光景を描いた中国の新年画などが登場。


インタビューでは観覧中の方のコメントも。「スポーツというとある程度決まった種目をイメージしていたけれど、それだけにとどまらないより幅広いスポーツの捉え方があるということを作品を通して知ることができました」とのこと。的確な感想、どうもありがとうございます!

「スポーツの祭典」、アジアギャラリーにてまだまだ元気に開催中です!

2016年8月13日土曜日

「スペシャルな個性が際立つ美術館」!

藤田令伊さんの新刊「企画展がなくても楽しめるすごい美術館」で、アジ美が「スペシャルな個性が際立つ美術館」としてアジ美が紹介されてます!
「スペシャルな個性が際立つ美術館」とは……「自分たちが何をするところなのかが明確で、そのことが外から見ている人間にも伝わり、館の特色や魅力として感じられます。ひと事でいえば、アイデンティティが明快なのです。」(同書p.193)
アジ美はわずか2ページの紹介ですが、全国で1000を超える多数の美術館のなかから、有名な作家・作品のある美術館、スペクタクルな建築や庭園の魅力のある美術館などとともに、アジ美の特色・魅力が注目されています。
この本には、あまり知られていないユニークな美術館が多数紹介されていますので、各地観光も兼ねて訪れてみられたらいかがでしょう。もちろんアジ美にも! (ししお)